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埼玉県庁の社員食堂に田中果樹園の紅妃が並びました。

2014.12.22 カテゴリブログ,田中果樹園

相馬市富沢で果樹園を営む田中果樹園の紅妃(こうひ)

以前の記事でご紹介いたしました紅妃(こうひ)。田中果樹園が育てているキウイフルーツです。この品種の特徴は大きくふたつ。まずはその見た目。果肉の中心部が鮮やかな紅色をしていて、華やかで目を引きます。また一般的に知られているヘイワードという品種に比べて小ぶりで、皮に生えている毛状の繊維(毛じ)も少なく、妃の名を冠するにふさわしい装いなのです。次に味ですが、ヘイワード種の糖度が約16度前後であるのに対し、紅妃は約20度前後。それだけに酸味が少なく、非常に甘い。口当たりもまろやかで、❝いわゆるキウイ❞のイメージとはやや異なるかもしれません。

 

この紅妃さん、先日相馬を離れ、埼玉県庁へ出張いたしました。実は埼玉県庁の社員食堂では、福島県の食材を定期的にメニューに取り入れてくれているのです。今回、社員食堂を運営されている西洋フード・コンパスグループのご担当者にお声をかけていただき、相馬の食をいくつかご提案させていただいたのですが、提案時に旬まっただ中であった紅妃をデザートに採用いただきました。

 

相馬市富沢の田中果樹園のキウイフルーツが埼玉県庁の社員食堂のメニューに

・写真右下がデザートの紅妃。ポップも飾ってくださいました。

 

社員食堂ご担当の天野さんからは、
❝キウイ大変甘く、見た目もインパクトがあり、大変良いと感じました❞
とコメントいただきました。

 

そして当日は、相馬本家のチラシも置いてくださり、広報面でもサポートしてくださいました。

 

埼玉県庁の社員食堂に相馬本家のチラシを置いていただきました

 

相馬市では震災後、キウイフルーツの出荷制限がかかっていたのですが、2014年11月に制限が解除されました。田中果樹園のキウイは2013年、2014年と放射性物質の検査において「検出せず」という結果が続いていただけに、今回の解除はまさに待望。園主の田中富士夫さんも、解除の通知を見ながら「これを待っていたんですよ」を笑みをこぼしていました。そのような状況の中、まさにタイムリーに今回の話が決まったため、田中さんも喜んでいました。

 

相馬市富沢で梨やキウイを育てる田中果樹園の田中富士夫さん

・田中果樹園の園主・田中富士夫さん

 

本件の実現に至りました関係者の皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。

 

紅妃は今シーズンの出荷は終了し、また来年11~12月頃に出荷が開始されます。中々先のお話になってしまいますが……(笑)、今回ご注文を逃し方、首を長くしてお待ちいただけますと嬉しいです。

 

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